MPD18を入手したのでWindows10で使用しようと思う。
PCに接続して正常に認識はしているようだが、反応しないことが多々あるため、できるだけ簡単に確認するための方法を模索した。
今回はAKAIのMIDIキーボード「LPK25」とMIDIパッド「MPD18」を接続する環境で行った。
何はともあれPCに接続する
この段階で問題が発生する可能性はあまり無いと思う。
USBケーブルで接続し、[コントロールパネル > ハードウェアとサウンド > デバイスとプリンター] のデバイス一覧に「Akai MPD18」と「LPK25」が表示されていればいい。


MIDIが入力できるか確認する
問題の動作確認。
DAW、シーケンサー、楽譜作成ソフトなど、すでにMIDIデバイスの用途が決まっているならそのソフトで入力を確認すれば良いけど、
特に音ゲーやその他のソフトなど、音楽制作ではなくMIDIデバイスをキーボードと同等の入力装置として使うとなると、音をモニターできなかったりでなかなか厄介。
音楽素人ほどこういったところで躓きやすいのではないかなぁと思う。
とは言え、最低でも何かしらシーケンサーを使わないと確認はできないようだった(ソフトウェアMIDIキーボードなどでMIDIデバイスのモニターができたら一番手軽だったんだけどなぁ……)。
今回使用するのは、一番動作が手軽と思われたMIDI音楽編集ソフト「Domino」。
MIDIデバイスの動作確認をするだけであれば一番手軽だと思われた。
特にソフトの動作や操作について設定をする必要はない。
まずDominoを起動する。
恐らく初期は、ウィンドウ下部に「MIDI出力デバイスが設定されていません。[環境設定] から設定を行ってください」とメッセージが表示されているはず。
[ファイル > 環境設定] を開く。
「MIDI-IN」の項目を開き、「MIDI-INデバイス 1~4」に、接続しているMIDIキーボード、MIDIパッドを選択する。
「MIDI-OUN」の項目を開き、ポートAの「MIDI OUT デバイス」に「Microsoft GS Wavetable Synth」、音源に「GSm (Microsoft GS Wavetable SW Synth」を選択する。
※上記はオーディオデバイス環境等により選択肢が異なるかもしれません。
「OK」で環境設定を完了する。
特に追加のメッセージが表示されない場合は、元の画面に戻って適当にMIDIキーボードを入力すれば、ピアノロールやウィンドウ上部にある鍵盤が点灯し、入力が確認できる(音源を選択しているので音も出る)。
もし「○○○○(MIDIデバイス)を開けませんでした」といったメッセージが表示されていれば、PCに接続はできていてもMIDIデバイスは使用できる状態ではない。
ドライバの更新、接続の確認、再接続の繰り返しなどが必要。
USBハブを経由している場合はPCに直接接続したり、特に複数のMIDIデバイスが単一のUSBハブに接続されている場合は注意が必要かも。